芝浦工業大学附属高等学校様「インド最先端ツアー」:未来に繋がる大きな経験ができた8日間

ロボカップ世界大会総合優勝者を輩出された学校の皆様が、インドの「最先端」と「歴史」を体感

2024年春休み、芝浦工業大学附属中学高等学校様の男女30人の生徒様が、「インド最先端ツアー」に参加されました。初回にも関わらず、30人の枠を大きく上回る応募があった中から、参加の権利を得た方々です

 

このプログラムは、インドの「最先端」と「歴史」、「英語」を同時に学べるオリジナルのプログラムです。

 

芝浦工業大学附属中学高等学校様は、中高大一貫教育によって理工系人材を育成されている学校です。ロボカップ世界大会の総合優勝者も輩出されています

 

そういった学校の皆様向けに、インド最難関のインド工科大学への訪問や、AIを使ったビジネスを行っているスタートアップ起業家からの講演、インドトップクラスの学校でのSTEAM教育の授業体験などを通して、インドの先端性を体感して頂きました。

 

また、タージマハルや「象タクシー」体験も含めた3つの世界遺産訪問、スラムツアー等を通して、インドの様々な面を感じられるプログラムとなりました。

 

滞在中はインド首都圏のグルガオンにて、全科目英語で教育を行う名門私立校、Lotus Valley International School, Gurugramの生徒の家にホームステイし、期間中様々な活動を共にすることで、深い交流を重ねました。

 

ツアーをご引率頂いた斎藤教頭先生より、以下のようにコメントを頂いております。

 

芝浦工業大学附属中学高等学校 教頭 斎藤貢市先生のコメント

「ホームステイと、(交流相手校である)Lotus Valley International School, Gurugramでの対応がとても良く、生徒の満足度は他の海外教育旅行と比べて非常に高いものでした

 

スラムツアーや街での格差の状況については、参加した生徒たちが敏感に多くを感じてくれており、驚きました。

 

帰ってきた時の生徒達が、充実感と共に、話したくても話しきれない大きな経験を積んだような表情をしており、印象に残っています。それぞれがこれから何年もかけて消化していくような充実した経験ができたスタディツアーでした。

 

生徒様の感想

参加された皆様は、今回のプログラムを通して、自分の意思を持って積極的に伝える大切さや、様々な社会問題への関心、また、新たな価値観を学んで成長された様子が見られました。実際に頂いた感想の一部をご紹介致します。

 

「インド最先端プログラムを通して、自分の意思をしっかりと持ち、相手に伝える大切さを学ぶことができました。インドに行く前は、自分に自信が持てなくて自分の意見を他人に伝えることが苦手だったけれど、インドの生徒の堂々と意見を言う姿や、学習に対して前向きな姿勢、強い意志を目の当たりにして、自分もこんなふうになりたいなと思いました。」

 

「私がこのプログラムによって学んだことは2つあります。1つ目は文化の違いです。インドでは日本と違い、空気を読んだりするのではなく、ハッキリと物事を伝える必要があります。(中略)2つ目は社会問題についてです。インドでは日本よりも貧富の差が顕著であり、今日のご飯がままならない人々が多くいることをスラムツアーを通じて感じました。それでも、教育や衛生の面からなんとか現状を変えようとする人々も多くいることを実感しました。これらの経験を糧に今後の人生に活かしていこうと感じました。

 

「私が特に学んだと感じたことは、言葉だけが人と人とを結んでいるという訳ではないということ、また、お互いの文化を大切にすることの重要さです。この2つはホームステイを通して特に強く感じさせられました。言葉文化も全然違う、初めて会う人とのホームステイは、最初は緊張ばかりしていましたが、お互いを理解しようとして、その努力をお互いに認めることで本当に良いものになったと深く感じました。」

 

「全体を通して、今回名前だけしか知らなかったインドを実際に見て、現地の人と話して、実際に見てみないとわからないことが沢山あり、ネットの限られた情報から気が付かないうちにその国のことを決めつけていたことに改めて気がついた。

 

「このプログラムは自分自身に新たな価値観をもたらし、最高の友人をプレゼントしてくれて本当に参加して良かったと思いました。

 

 

初めてのインドで当初は緊張もあったと思いますが、それぞれが自分の殻を破って積極的にインド人の中へ飛び込んでいくことで、これから一生繋がっていく印僑コミュニティの一員として受け入れられていました。

 

今回の経験や学びを活かして、それぞれの方がこれから更に活躍していかれることを心より応援しております。

Last Updated on 2024-07-09