かえつ有明中・高等学校様では、2023年度よりインドへのスタディツアーを開始されました。これまで同校からは、スタディツアーに2年連続で参加してくれた高校生や、1ヶ月のインド留学に挑戦した高校生も出てきています。
過去のインドスタディツアー記事は以下からご覧いただけます。
- 【インドスタディーツアー】かえつ有明高校の生徒様18人がインドで大きく成長されました
- かえつ有明高校様:2年目のインドスタディーツアーを実施!相互交流へ
- インドでの挑戦で、一生続く絆と主体性を育む【かえつ有明中・高等学校様インタビュー】
今回は、インドスタディツアーでの経験を武器に、総合型選抜で第一志望の大学に現役合格を果たした、かえつ有明高等学校の卒業生にインタビュー。
インドスタディツアーで印象に残ったことや、インドを通して培った学びを実際にどのように総合型選抜へ活用したのか、詳しくお話を伺いました。
「高校生活の中で一番と言って良い程、大きな経験だった」「自分の人生観にも影響を与えた」と語ってくれたインドでの経験について、是非インタビューをご覧ください!
インタビュー動画はこちらからご覧ください。
【プロフィール】
自見蒼真さん
国際基督教大学(ICU)に通う大学2年生(インタビュー時)。
2023年、当時高校2年生の時に、インドスタディツアーに参加。インドでの経験や帰国後に探究を深めた内容を、大学受験の総合型選抜で活用し、第一志望先の国際基督教大学に現役合格を果たす。
【インタビュー】
− 元々は、なぜスタディツアーに参加しようと思ったのですか?
高校2年生の時に参加したのですが、当時はまだ受験まで時間があり、自分の興味を広げたいと思っていました。インドの生活は日本とかけ離れたイメージがあったので、「自分の知らない世界を見てみたい」という興味や好奇心がありました。
− 募集説明会にも、多くの友達と一緒に来てくれましたよね。
はい。最初は、仲の良い友人たちと一緒に軽い気持ちで話を聞きに行きました。
− 実際に参加してみて、現地でのホストファミリーとの生活はどうでしたか?
インドで迎えてくれたホストファミリーはとても寛容で、同年代のバディとは性格や趣味が合い、居心地がよかったです。初めは日本と違うインドの文化に戸惑いましたが、ホストファミリーは文化を丁寧に説明してくれました。
4年経った今でも、ホストファミリーやバディと連絡を取り合っています。
※バディ:ホストファミリー家庭の子供で、現地で行動を共にするインド人生徒。スタディツアー中は、現地の交流相手校に通う生徒の家庭でホームステイを行います。

− インドにも第二の家族のような存在ができたのですね。
その他にも、インド滞在中で特に印象に残っていることはありますか?
貧富の格差や、道端で物乞いをする子供たちの姿は、今でも鮮明に覚えています。その日を一生懸命に生きている人たちの姿を間近で見た衝撃は、自分の人生観を形成する上でとても大きな経験でした。
実際に貧富の格差を目の当たりにし、自分がどれほど恵まれた環境にいるのか、これが当たり前ではないことを改めて実感しました。その経験から、経済的に困っている人たちに対して何か一つでも自分にできることはないか、彼らに寄り添っていきたい、という考え方に変わっていきました。
− これらのインドでの経験を、どのように総合型選抜に繋げたのでしょうか?
総合型選抜入試では、志望理由書の提出が必須です。自分が受験したほぼ全ての大学の志望理由書に「インドでの経験」を書きました。今通っている国際基督教大学(ICU)を初め、中央大学、立教大学、上智大学、青山学院大学、早稲田大学など、複数の大学の志望理由書で、インドでの経験を書きました。

− 具体的に、「インドでの経験」をどのように志望理由に繋げていったのですか?
インドでの経験は、様々な大学・学部の志望理由書に応用することができました。
例えば、貧困を経済、政治、宗教と様々な観点から見るためにリベラルアーツのICUへ、インドの経済的不平等に対して経済と政治からの見方をするために早稲田大学の政治経済学科へ、など、色々な観点からの志望理由に繋げられました。最終的に、第一志望のICUに合格することができました。
実はスタディツアー参加後に、インドの「カースト制度」について興味を持ち始め、帰国後に自主的にカースト制度の研究を行っていました。
スタディツアーでできた現地の友達に毎日のようにインタビューをしたり、アンケートに協力してもらったりしながら、インド人が持つ無意識での偏見などを明らかにしていきました。
− 総合型選抜では、面接試験もありますよね。面接官の反応はどうでしたか?
高校生で「インドに行った」という経験は誰もがしていることではないので、そのことに興味を持ってくださる面接官も多かったですし、それだけでなく、しっかりと自分なりの研究をしてきた点に興味を持ってくれました。高校生でここまでカースト制度について探究し、深掘りをしている生徒は他にいなかったと思うので、「自分だけの強み」になったと確信しています。
− インドでの経験を通して、自分の進路を切り開いていただき嬉しいです。
改めて今振り返ると、インドスタディツアーは自見さんにとってどのような経験でしたか?
個人的に、高校生活の中で一番と言って良い程、大きな経験だったと思います。自分の進学先や興味関心はインドでの経験から形成されたことが多く、大学受験の面だけでなく、自分の人生観にも影響を与えました。自分がやりたいことに確証を持てたのがインドでの経験でした。
また、「インドに行けたんだから、世界のどこへでも行ける!」という大きな自信がつきました。インドは色々な意味で刺激的で、自分を強くしてくれる国だなと感じますし、仲間内でも「またインドに行きたい」と話しているくらいです。
元々海外で暮らしていたこともありましたが、英語で話すこと、海外の人々と関わることの楽しさを改めて実感し、将来はグローバルな仕事に挑戦したいと考えるようになりました。

− 自見さんのこれからのご活躍を、弊社一同心より応援しております。
ありがとうございました!


