【インド留学体験談】理系高校生が1ヶ月のインド留学で得た積極性と向上心!「やらなくて後悔するより、絶対に挑戦した方がいい」

長期休みは留学に挑戦したい!そう思う高校生の中で、「インド」を留学先に選ぶ高校生が近年増えています。

今回は、2026年の夏休みに1ヶ月のインドへの留学に挑戦した高校生にインタビューしました。日本とは異なるエネルギッシュな環境に飛び込み、現地での学校生活やホストファミリーとの交流を通じて、日本にいるだけでは得られなかった積極性や向上心を持って帰国されました。

今回は、帰国直後のご本人と、その挑戦を温かく見守り送り出されたお母様より、留学を決めた背景から、現地のリアルな学校・家庭生活、帰国後の成長についてお話を伺いました。

 

 

プロフィール
東壮史朗さん:広島大学附属高校2年生。理系科目が得意。日本の学校が夏休みの1ヶ月間、インドの名門私立校に留学し、インド人生徒に混ざって英語での授業や学校生活を経験した。

 

1. なぜインド? 理系高校生ならではのきっかけ

―― 留学に興味を持ったきっかけと、その中で「インド」という国を選んだ理由を教えてください。

壮史朗さん(以降、壮):  もともと留学自体に少し興味を持っていて、行ってみたいなと考えていました。国を選ぶ時に、アメリカなど色々な候補はあったのですが、「今すごく発展している国」や「日本と全く異なる、文化が全然違う国」に行ってみたいと思い、インドが一番面白そうだと感じたのがきっかけです。

 

―― ご自身が理系というのも関係していたのでしょうか?

壮: 確かにそれもありますね。インドは数学の文化も日本とは少し違うところがあるのかなと思って、それも面白そうだなと感じていました。

 

―― お母様はどのようなお気持ちでしたか?

お母様(以降、母):  3月頃に突然「インドに行きたい」と言われて、私は「行きたいなら行っておいで」という感じでした。 私の勝手なイメージかもしれませんが、インドは数学やプログラミングに強い国という印象があり、彼自身もそういった分野が好きだったので、「インドに行きたい」と言い出してもおかしくないなとは思いました。

 

2. 出発前の不安と実際

―― 出発前は楽しみでしたか?それとも不安でしたか?

壮: もちろん楽しみな気持ちもありましたが、初めての留学でしたし、自分の英語が現地で本当に伝わるかどうかも分からなかったので、少し不安はありました。でも、結果的には全く問題なく、心から楽しめたので本当に行って良かったです。

母: インド留学そのものは大丈夫だろうと思っていたのですが、お腹を壊さないかといった健康面で、無事に乗り切れるかという点が最初は少し不安でした。 ですが、SHIN EDUPOWERさんに事前に現地の詳しいお話を伺ったり、オリエンテーションをしていただいたりするうちに、「これなら大丈夫だな」と思えるようになりました。

 

―― SHIN EDUPOWERの事前のカウンセリングや現地サポートはいかがでしたか?

母: 改善してほしい点は、本当に「全くない」と言えるくらい満足しています。 出発前から帰国まで、本当にずっと手厚くフォローしていただいて有り難かったです。

 

3. インドの学校生活:
先生と生徒が対等な授業、誰もがすぐ仲良くなれる環境

―― 実際にインドに到着して、学校生活が始まった最初の印象はいかがでしたか?

壮: インドの人みんなが日本よりもグイグイ来る感じだったので、すぐに話しかけられるようになりました。それが良かったです。

 

 

―― 日本とインドの学校生活を比べて、特に驚いたことはありますか?

壮: 学校の仕組みとしては、学校自体が早く終わるということがまず日本と違うと思いました。
授業中の様子で言うと、生徒が主体的に「はい!はい!はい!」と発言していました。あと、毎回先生と生徒が言い争いをしていました(笑)。例えば、先生に「静かにして、集中してください」と注意されたら、インドの生徒は「いや、いま友達に勉強を教えていただけですよ」と対等に言い返したりします。嫌な感じではなく、お互いに先生を尊敬しつつも、対等な関係性で発言し合っている感じでした。もちろん、それでも生徒が悪いなと思ったら「すみません」と謝るんです。その関係性はすごく面白かったです。

 

―― 授業の内容や難易度はどうでしたか?

壮: 学習内容自体は、日本で勉強していたところがほとんどだったので、理解はできました。 ただ、英語や化学などは専門用語が英語で出てくるので、最初はよく分かりませんでした。でも、そこは周りの友達が教えてくれて助けてくれました。 数学に関しては、日本とは違ってスピードを重視していました。みんな問題を解くスピードがめちゃくちゃ早かったです。

 

 

―― クラスメイトや周りの同級生たちの様子はどうでしたか?

壮: インドの学校は授業の間の休憩時間がなく、みんなで話すのは主にランチタイムでした。 みんながみんなと喋る感じで、全員が仲良しでした。日本だとどうしても固定のグループができがちだと思うのですが、インドにはあまりそれがなくて、すぐに仲良くなれるなと思いました。

 

 

4. ホストファミリーとの深い絆と、
カルチャーギャップへの適応

―― ホームステイ、ホストファミリーとの生活はいかがでしたか?

壮: ホストファミリーのお家には同年代のバディがいました。バディと放課後に色々な話をしたり、一緒にご飯を食べたり、土日は公園に出かけて遊んだり、観光に行ったりして楽しかったです。 公園では、近所の人たちも混ざってサッカーをしたりして遊びました。夜に誰もいない時は、二人で散歩をしたりもしました。また、クラスの他の友達とも放課後に学校に残ってバドミントンをしたり、14時に学校が終わった後は15時頃まで学校でサッカーやピックルボール(テニスに似たスポーツ)をして遊んでいました。

 

―― バディ以外のファミリーメンバーとはどのように過ごしましたか?

壮: ホストファミリーのお父さんとお母さんは仕事をしていたため、話すのは主に夜ご飯の時や寝る前の時間帯でした。インドの文化について教えてくれたり、仕事の内容について教えてくれたり、色々な話をすることができました。

 

―― 1ヶ月の滞在中、文化の違いで苦労したことや驚いたことはありましたか?

壮: 全部が順調というわけではなかったですが、何に困ったか忘れました(笑)
そういえば、お風呂の習慣が違ったことがありました。インドでは朝にお風呂に入るスタイルが一般的で、そのために朝早く起きないといけないのが少し大変でした。あとは、普通のお家にお手伝いさんがいることにもびっくりしました。日本でお手伝いさんがいると大金持ちというイメージですが、インドでは僕の周りの友達の家でも一般的で、驚きました。

 

―― そのような生活習慣の違いには、最終的に慣れましたか?

壮: はい、結構慣れました。インドにいる間はそれが普通だなと思って過ごしていました。 でも日本に帰ってきて「やっぱり日本のお風呂はいいな」と感じました(笑)。

 

―― 留学を経て、日本の良さも改めて感じる経験になったのですね。

 

5. 帰国後の変化:
日本に対する新たな視点と、芽生えた向上心

―― 帰国して日本の生活や学校に戻ってみて、今までと見え方が変わった部分はありますか?

壮: 日本の授業がとても静かだと感じました。インドみたいにみんなが「はい!はい!」と発言するわけではないので、静かで逆に驚きました。あと、日本の駅や電車が全体的に綺麗で、都会だな、いいなと思いました。

 

―― 今回のインド留学を経て、自分自身が「変わった」と感じる部分はどこですか?

壮: 劇的な実感はまだないのですが、インドの人はみんな将来の夢とか向上心とかを持っていて、それを語り合う機会があったので、自分も頑張ってみようかなという気持ちになりました。

 

―― お母様から見て、壮史朗さんの帰国後のご様子はいかがですか?

母: もともと息子は、文化の違いや環境の変化をあまりストレスに感じることなく、自然に受け入れて順応していくタイプなので、今回の経験を通して大きく変わったという印象はまだありません。
ただ、本人にとって、普段とは違う環境で過ごしたことや、さまざまな文化に触れたことがこれからの人生につながる良い経験になっていたら嬉しいなと思います。

 

―― 出発前にもお話をしましたが、その時は自分からあまり話してくれる感じではなかったように思います。一方で、帰国後の今回は初めから積極的にたくさんお話ししてくださっていて、インドに行って現地の人たちの積極性に揉まれ、コミュニケーション能力や積極性がすごく成長したように感じます。

母: 確かに、言われてみるとそうですね!

 

6. インド留学を迷っている人へのメッセージ

―― 最後に、インドへの留学を迷っているご家庭へ、メッセージをお願いいたします。

壮: 僕自身は新しい環境に行くことにあまり迷わないタイプで、「機会があるならやってみよう」と考えて行動するタイプです。というのも、僕は「やらずに後悔するより、やって後悔した方がいい」と思っています。 やってみて失敗したとしても、その「後悔した経験」すら、後から振り返れば「挑戦して良かったな」と思えるようになります。やらなくて後悔するくらいなら、絶対に挑戦した方がいいなと思います。
インドに行けば、日本とは全く違う多様な価値観に触れることができ、どんな物事も柔軟に受け入れられるようになります。それに、現地の同世代のみんなが将来の夢を熱く語っているので、自分の将来に対して考えられるようになったり、自分を成長させることができる。それがインドだと思います。

 

母:当初、インドについて知らないことが多く、そこでの生活に対して不安を感じる部分もありました。
ですが、今回息子を送り出してみて、「実際に行ってみないとわからないことがたくさんある」と実感しました。息子は現地でとても快適に過ごしており、治安の面でも大きな不安を感じることなく体調を大きく崩すこともなく元気に帰ってきました。
安全面や衛生面でインドに対するややネガティブな印象を持っている親御さんもいらっしゃると思いますが、私たちが持っている先入観と、実際に訪れて感じる姿との間に、良い意味での違いがある国だと思いました。
インドは、実際に行って自分の目で見て感じてみるのに、とても面白い国ですよ。

 

―― 壮史朗さん、お母様、素敵なお話・メッセージをありがとうございました!今回の経験を活かして、壮史朗さんの今後のご活躍を応援しております!