高校生のインド1ヶ月留学!経験者&保護者の方へのインタビュー

世界的にインドへの注目が高まる中、「留学先」としてのインドも注目を集め始めています。

インドは日本と同じ4月始まりですが、夏休みの時期が日本と異なるため、日本の夏休み中でも現地の学校へ留学をすることが可能です。

 

今回は、夏休み期間を利用して実際に1ヶ月間インドに留学をされた高校生とそのお母様に、経験談をお伺いしました。

他に日本人を含めた外国人が誰もいない環境で、インド人生徒の家庭にホームステイをしての留学生活でした。どんな経験や気付きがあったのでしょうか?

 

インド留学に興味がある人はもちろん、留学を通して大きく成長したい人、他の人とは違う充実した経験を積みたい人、お子様の留学先を検討中の方は必見です!

 

1.留学経験者(高校2年生 男子)ご本人へのインタビュー

2.お母様へのインタビュー

 

<留学経験者(高校2年生 男子)ご本人へのインタビュー>

 

かえつ有明高等学校 2年生 角田 燎謙さん

 

プロフィール

東京の私立高校に通う高校2年生。高校1年生の時に、学校で募集があった弊社の「インドスタディツアー」に参加し、インドに1週間渡航。現地の高校生の家庭へホームステイし交流をした他、スタートアップ企業やインド工科大学訪問等を経験した。

その経験を元に、高校2年生の夏休み、1ヶ月、日本人1人という環境で、インドの家庭へホームステイをしながら首都圏の私立高校へ留学をした。

 

―インド留学お疲れ様でした。昨年インドへ一週間行っていたとはいえ、インドへ留学する前はどんな気持ちでしたか?

 

昨年行ってみて、インドは「のどかで、みんな優しい」という印象を持っていました。

とはいえ、留学前は楽しみが7割、怖さが3割でした。まず無事に一人でインドに入国できるのか、インドの子達とちゃんと意思疎通できるのかが心配でした。

 

―実際は学校でたくさんの友達ができたようですね。元々不安に思っていた部分は、実際に行ってみてどうでしたか?

 

自分の表情を読み取ってくれたりもしたため、コミュニケーションは意外と問題なかったです。学校の授業も全て英語という環境だったので、英語の面では、英単語を聞き取る力や読む力が身についたように感じます。

 

ホームステイ先では、学校から帰ってきた後宿題をして、その後兄弟も一緒にバドミントンやクリケットをしたり、お茶を飲みながら話したりといったのどかな生活でした。ホームステイ先の男子の友達とは一番仲の良い友達になり、日本に帰国した今でもInstagramで連絡を取っています。

 

― インドでの学校生活はどうでしたか?

 

先生も生徒も日本より自由だと感じました。授業の中でも生徒同士が教え合っていたり、先生が「ここわかる?」と質問すると生徒達が主体的に答えていたりして驚きました。初めは日本との違いに戸惑うこともありましたが、1ヶ月いると授業には慣れました。

 

― 1ヶ月間留学をしてみて、何か気持ちの変化はありましたか?

 

インドでは、同年代でも愛国心を持って、「国のために働きたい」というような自分の意志を持っている人がたくさんいるというのを肌で感じました。日本ではそんな話をしたことはないですが、インドでは一番仲良くなった友達を含めて、そういう人が周りにたくさんいました。それを見ていて、自分もこんな風に意思を持って動かなきゃいけないという使命感のようなものを感じました。

去年の一週間ではそこまで腹を割って話す機会がなかったので、これは今回一ヶ月留学をしてみて気付いたことでした。

 

また、初めはインド人のことを、宇宙人のように「わかり合えない人」だと思っていました。でも一ヶ月過ごすうちに「自分と同じ人間だし、相手の立場に立って考えればそれが合っているな」と思って親近感を感じるようになりました。

インドに行く前は、日本人同士でも「人は違うからわかり合えない」と思っていましたが、そう思わずに人と接してみようと思えるようになりました。

 

― 大きな気付きを得て帰ってきてくれたことが嬉しいです。

  最後に、今後インドへの留学を考えている人へのメッセージをお願いします。

 

「みんな優しいから案外いけるよ」ということを伝えたいです。英語はそんなに心配しなくても、どちらにせよ日本とインドのアクセントは違うので初めは伝わらないです。でも、ちゃんと自分のことを伝えたいという気持ちがあれば大丈夫でした。

ただ、日本とは環境が違うので、あまりに綺麗好きの人は覚悟して行った方が良いです。

 

留学した後は、自分の主張をちゃんとするということをおすすめします。日本では自分の主張をするのはわがままや悪いことのように言われがちですが、留学先では言ってくれた方が喜ばれます。自分がやりたいことや嫌なことをしっかり主張をしていくと良い留学生活が送れると思います。

 

 

― ありがとうございました。留学前、留学中、留学後と面談等でサポートさせていただきましたが、一ヶ月の留学生活を体調も崩さず一人で乗り切り、大きな成長と自信がついたことが感じられました。これからの更なるご活躍を心より応援しております!

 

 

<お母様へのインタビュー>

 

― この度はお子様のインド留学を弊社にお任せくださり、ありがとうございました。

  なぜ元々インド1ヶ月留学を検討されたのか、教えて頂けますか?

 

高校2年生の夏は一般的には受験準備に入る時期ですが、息子を見ていると、「これがやりたい」ということが明確でなく、まだ将来に向けた頑張りや焦りが見えないと感じていました。

そういった中で、あえて親から離すのと、日本人が他にいないような厳しい環境に行ってみてもらいたいということがあり、インドへの留学を考えました。

 

― 他の国という選択肢もあったと思いますが、なぜインドだったのでしょうか?

 

1ヶ月の留学の場合、他の国では半分観光のようなプログラムが多いのですが、もう少し自分の将来を考えるきっかけになるような経験ができる所に行ってほしいと考えていました。また、インドがこれから伸びていく国であることは間違いなく、今行っておくことで、将来関わった時にこの経験が活きてきたり、これから世界で活躍する友達ができるというメリットもあると考えました。

 

また、昨年まず1週間のスタディツアーに行って、思っていたよりインドが身近だと感じたこと、また、本人が体調を崩さずに帰ってこられたことも安心材料になっていました。

 

ただ、いざインド留学をさせようと考えても一般的な留学エージェントではあまり情報がなく、高校生に適した留学を手配できるのかわからない会社が多い状況でした。そのため、昨年学校で行ったスタディツアーの現地手配を担当していたShin Edupwerに相談をした経緯でした。

 

― 実際にインド留学に送り出されてみて、いかがでしたか?

 

体調を崩すこともなく一ヶ月を過ごし、のびやかにインドの経験をして帰ってきました。

 

表面的には大きくは変わっていないものの、帰ってきて話す感じから、親として焦っていた部分も本人の中でしっかりと考えていて、大人になっているのだと感じられました

 

また、親として、自分自身が息子を信頼できるようになったようにも感じられました。留学中、色々と辛かったこともあったはずですが弱音も吐かず、帰国後に「こんなことがあったよ」と話すくらいで、自分で消化できる力があるのだとたくましく感じられました。

 

現地では、ホームステイ先の男の子が、「自分は国のために働く・何かをやるんだ」と話していたことが息子の印象に残ったようです良くも悪くもポジティブで、世の中明るくなっていくんだと信じているようなインド人の姿勢が、息子にも影響を与えたように感じています。

 

― ありがとうございます。渡航前に保護者として心配だった部分もあったかと思いますが、その部分はいかがでしたか?

 

心配事としては2点あり、1つが語学力の面、もう1つが体調面でした。

 

語学力がそこまで高くないため、困った時にコミュニケーションが取れるのか心配でしたが、実際はあまり心配いらなかったようです。

ホームステイ先がよく気にかけてくれ、「僕のちょっとした気持ちの変化にも気付いて声をかけてくれた」と話していました。また、英語も日本人がいない環境だからこそ使わざるをえず、とにかく使ってみるという経験ができたようです。

 

体調面は、本人が気をつけていたこともあり、日本より健康だったかもしれないというくらいでした。国内でこれまで色々な経験をさせてきた経験が、海外で1人という環境でも生きると確認できたのが親としても良かったです。

 

― 留学先の学校やホームステイ先についてはどう思われましたか?

 

学校は日本だと先生に聞きづらいような小さな質問でも、インドの先生が手厚くサポートしてくれたようです。英語は大変だったものの、すごく良い学校だったと本人も話していました。

 

ホームステイ先は2つの家庭を経験することができ、それぞれの家庭での特色を感じて来ることができたようです。一定以上の経済力がある守られた空間ではありましたが、今の年代で一人で行くには適していたと感じています。

 

― ご経験を振り返って、他のご家庭にインド留学を勧めたいと感じられましたか? 

 

留学先としてはまだメジャーではなく、情報も少ないですが、インドは思ったより安全で面白い国です。

 

 マイペースだったり、自分からガツガツ行けないような子は、インド人が積極的に来てくれることによって、日本では開けない扉を開いてくれると思います。

 

 前例がある留学先を選ぶ人が多いですが、今アメリカに行くよりも、インドに行った方が、将来の変化率が大きいと思います。今のインドを若いうちに肌で感じられるのは、将来大きな経験になると思います。インターネットで知らないことはないように感じられてしまう今の時代、実際に行って体感しないと知らないことも多いということに気付けたのも大きかったと感じました。

 

短期のスタディツアーと異なり、留学は誰に頼むかというのが特に重要だと考えています。その中で、スタディツアーの際から安心感を感じていたShin Edupowerに頼んで良かったと感じました。

 

 

インタビューにご協力頂き、ありがとうございました!

インド留学の経験やそこでつけた自信を活かして、これから大きく羽ばたいていかれることを弊社一同心より応援しております。

 

Last Updated on 2024-10-07