2022年9月24日、Tagore International School, East of Kailash様で教員研修を実施させて頂きました。
コロナウイルスの感染拡大以降、教育システムは多大な影響を受けています。特にインドでは、2年間オンライン授業が続いたことにより、集団行動に必要な基本的な能力が劣る子供が多くなったという問題を多くの校長先生から聞いております。そのような難しい状況の中、生徒たちが以前のように規律正しい生活を送れるよう、努力を続けていらっしゃる校長先生や先生方に心から敬意を表します。
Tagore International School, East of Kailash様の校長のMs Mallika Premanは教育に対してとても情熱的で、同校の先生方もまた同様に教育に熱心な方ばかりです。同校のビジョンは、批判的思考、リーダーシップ、効果的なコミュニケーションといった21世紀のスキルを向上させるプラットフォームを提供することであり、これは私たちのプログラムの狙いと非常に合致しております。
先生方からは、生徒たちがグループでのアクティビティを心から楽しみ、共に学ぶことの喜びを再認識できているとお聞きし、大変うれしく思っています。先生方の情熱、努力、生徒への愛情、ファシリテーションのスキルによって、このようなことが実現できていることに、私たちはいつも感謝しています。
そして、このような学校をパートナー校として迎えることができたのは、計り知れない喜びです。
先生方への対面式トレーニングでは、グループ学習において、生徒がより効果的に、かつ楽しく学べるような方法を説明しました。また、先生方自身にアクティビティを実践して頂くことで、明確に理解して頂けました。
また、先生方から、このプログラムに関するご意見をいただきました。その一部を引用します。
「生徒のモチベーションが上がり、家でもこのアクティビティをやりたいと言っている。」
「パンデミック中のオンライン授業では、グループでアクティビティに取り組むのは難しかったのですが、今は教室の中でアクティビティを生徒たちは本当に楽しんでいて、いつもShin Programを楽しみにしている」という声もありました。
今後も、学校の先生方に必要なサポートを提供していきたいと考えています。
また、インドと日本の生徒の交流を通じて、探究型学習を促す「グローバル協働プログラム」についても様々な意見交換を行いました。
今後多角的なコラボレーションが実現していくことが楽しみでやみません。
