東京都渋谷区の小中学生と、インド3校の国際交流を実施しました

2022年8月後半に、東京都渋谷区の小中学生とインドの名門私立校3校の国際交流プログラムを実施致しました。日本側は渋谷区教育委員会事務局様にご協力を賜り、小中学生の有志の方を募らせて頂きました。
インド側は、首都圏にあるThe HDFC School Gurgaon、Ryan International School、Suncity School, 37Dの3校から選抜されたメンバーにご参加頂きました。

動画での交流を約半月行い、両国の文化や街の様子などについて、様々な動画をお互いに共有し合いました。特に日本の折り紙や日本舞踊はインドの子どもたちの関心が高く、喜ばれていました。また、日本のファストフード店や回転寿司店等の様子も、インドとの違いや共通点がわかり大変好評でした。
動画を用いることで、身近で多様な観点からの異文化理解ができ、自国の魅力の再発見・自信構築にも繋がったようです。

期間内にはオンラインでの交流会も実施しました。英語力に関わらず楽しめるアクティビティを取り入れ、弊社スタッフもサポートすることで、小学校4年生~中学校1年生の参加者の皆様に新たな体験を楽しんで頂くことができました。
インドの名門私立校の生徒・児童は、普段の授業を全科目英語で受けています。日本の参加者の皆さんは、インドの子どもたちの英語力や、質問が止まらない積極性への驚きもあったようです。

両国の参加者や保護者の皆様、先生方からは、以下のようなコメントを頂きました。
(個人情報保護の観点から、一部編集しております。)


<参加者>
・相手の国について色々なことを知れて楽しかったです。自分の国についても、知らなかったことを知るきっかけになりました。
・日本人はインド人と全然違う生活をしていると思っていましたが、プログラムに参加して、私達は「違う国に住む一つの家族」なのだとわかりました。

<保護者の方々(日本)>
・実際の相手に英語を話すという経験が大変勉強になりました。英語を学ぶ意味を体感し、更に学びたいという気持ちが生まれたようです。

・また同様の機会があれば、是非交流に参加させたいです。

<先生方(インド)>
・地理的な制約を取り除き、誰でも参加できるようにした素晴らしいプログラムでした。
・生徒達はビデオづくりを通して自分の国の文化を学び、次に何を紹介しようかという問いを持った状態で交流期間を過ごすことができていました。
・生徒達は世界中の多様な文化により寛容になりました。

今回の交流が、両国の子どもたちが今後世界で活躍していくためのきっかけになれば幸いです。

ご協力頂いた渋谷区教育委員会事務局の皆様、インドの各校の先生方、参加者の皆様に心より御礼申し上げます。

こういった機会をより多く創出すべく、弊社は引き続き国際理解教育やグローバル人材育成に力を入れていらっしゃる自治体様と協力させて頂き、取り組みを進めて参ります。